「人の目を気にして、わたしの気持ちに向き合えてなかったと思うんです」
美しい点描マンダラや光のアートに囲まれたヒーリングサロンで、少女のように微笑むはなあ~とさん。
「生まれた星回りから見て、私には、すべてを愛で見て受け止める強さと、周囲の意識を肌で感じとってしまう繊細さがあるみたいです。振り返ってみれば、葛藤の多い人生の旅でした」
「小さい頃の私は、もう天真爛漫そのもの。いつも自然の中を走り回ってお花や動物や風や雲と遊んでいました。空を見上げて雲をいろんな形にたとえてみたり、大きな木に触れて心を通わせたりするのが大好きでした」
そんなはなあ~とさんが小学生になると、両親は「正しさ」「優秀さ」「こうあるべき」を期待するようになっていったといいます。大好きなご両親の大きな期待に応えるべく、全力投球を続け、優秀な成績をおさめながらも、はなあ~とさんは、ほどなくして歯ぎしりの癖が出るようになりました。
「ずっと緊張して生きていた気がします。両親からは、『えらい』『すごい』とほめてくれながらも『もっと頑張れ』『それではだめだ』とも言われ続けていたんです。私も『認めてほしい』『わかってもらいたい』と強く思っていたし、友達に対しても『好かれたい』『変な人と思われたくない』という気持ちがあった。今から思えば、他人軸で生きていたのかもしれません」
学生時代は生徒会長やクラブのリーダーをつとめ、社会人となってからは大きな組織の中で男性に混じってがむしゃらに頑張る日々。マネージャーとなってチームをけん引し、メンバーから絶大な信頼を寄せられる一方で、はなあ~とさん自身はいつも不足感を感じていたといいます。
「『もっともっと』『あの人より全然だめだ』『私はダメだ』…という葛藤に苦しんでいました。歯ぎしりもひどくなり、摂食障害にも悩みました」 同じ頃、プライベートでは結婚をし家庭を築きましたが、子どもを授かることができない現実に、ご主人との間がギクシャクしていた時期もあったそうです。
そんなとき、大きな出来事が起こりました。仲良しだった大事な実兄が、奥様と双子の幼い女の子を残して、長年患ったメンタルの病から大変不幸な最期を迎えたのです。
亡骸を前に泣き崩れ、うろたえる家族と親族を見ながら、はなあ~とさんの中に不思議な感覚が湧いたといいます。
「ああ、兄は地球でのお役目を終えたんだな。立派にやりきって帰っていったのね。お疲れ様。もう苦しくないね。不謹慎にもそう思ってしまったんです。はっ…として、なんて不謹慎な、と自分に言い聞かせたのですが、でもその時、兄が、なんとにっこり笑って頷いたのを感じたんです。そしてその日の夜、夢に出てきた兄は、満面の笑みで手を振って「じゃあな、わりいな、またな」と言いながら大きな夕陽の中に入っていきました」 この体験を経て、はなあ~とさんの中に自分を見つめ直したいという強い思いが生まれました。
歯ぎしりをしながらもなぜ働くのか。両親のことを大好きなはずなのに、どうして母親を憎くて許せないのか。人の気持ちや空気を読んで疲れてしまうのは皆そうなの?人の目が気になるのは嫌だ。木とエネルギー交換できるのはなぜなのか。もっと自分を知りたい、もっと生まれてきた意味を知りたい、もっと私ができることがあるのでは…。 内観をつづけるうちに、はなあ~とさんはアロマ音叉セラピーに出会います。
「アロマ音叉セラピーは、頭で学び知識をつけるということだけではなく、『五感』に直接アプローチしてくる点が私にとてもよく合っていたのだと思います。音と香りの周波数がダイレクトに響き渡って、感情が解放された後に、心と体とスピリットがゆっくりと一致していく実感がありました」
少しずつ、『私は誰でもない私であること』『自分の内なる声を聴いて本当の気持ちを大事にすること』が体感できるようになっていったはなあ~とさん。いつの間に、自分軸を整えることができ、人の目が気にならなくなっていったといいます。
「初めは『ここではないどこかにいきたい』『もっと違う仕事があるはず』という考えが強かったのですが… 癒しが進んで感情開放がはじまると、すべては既に持っている、どこにいかなくても幸せは自分の中にあるんだ、という気持ちのほうが強くなってきたんです」
あらわれた変化はとても大きいものでした。「五感を生かして働くようになったせいか、びっくりするほど働きやすくなって、職場の人間関係もお客様関係も良好になっていきました。プライべートでは、両親のもとに生まれ育ってきた意味が腑に落ち、心を開いて母と話し、お互いの誤解もとけて仲良くなりました。
主人に対しても、人目を気にしてばかりだった私ですが、自分の事をまず大事にすることで、自信をもってこちらから愛を与えるようになり、関係がどんどん好転しています」
もともと、思考がとても強い面と、感覚的に豊かな面との両方を持ち合わせていたはなあ~とさん。その両面を行き来できるようになって振れ幅が広がると、目の前の出来事に対するとらえ方の幅がとても大きくなった、と微笑みます。
最近は、自分がすでに持っていた豊かな五感を満喫したい、と趣味のジュエリッシュ点描マンダラを楽しむほか、カラーセラピーの講座、アロマによる料理教室も開催するようになっているそうです。「大好きな趣味の仲間との今後の人生が楽しくなりそう!」と話すはなあ~とさんの笑顔には、小さな頃そのままの天真爛漫な光がこぼれるようでした。
最後に、はなあ~とさんから皆さんへ
「自分の事をもっと知りたい」「生まれてきた目的を知りたい」「疲れて元気がでない」「もっと幸せになりたい」「理不尽な思いを開放したい」… もし、そんなふうな葛藤を感じるときは、スピリチュアルヒーリングアートにあふれた光のサロンで、ゆっくりとアロマ音叉セラピーを受けてみませんか。豊かな香りと周波数を浴びて内なる声に気が付くことで「そうか、ありのままの自分でいいんだ」と自分に肯定的になり、より愉しい明日に向かうお手伝いをさせていただきます。
ミネラル豊富な美味しいお食事と共に、ご自身の日頃のメンテナンスにもぜひご活用ください。光の周波数と、おっとりした猫と一緒にお待ちしています。