暦上は「立春」を迎え、ここから少しずつ日が長くなり暖かくなっていきますね。

さて、前回は超心配性だった私が、自分の発する言葉や思考する癖に着目し、意識的に言葉を変えたことで、変化が始まった。とお伝えしました。

でも、そもそも幼い頃から心配性で、それが性格だと何十年も思い込んでいたのですから、この思考癖に私自身が気づいたことは、とても大きなきっかけになったと今になって感じています。

そのきっかけになったお話を本日は書きたいと思います。

11/30の最初のブログにもありますが、私の本業は長野県でレストランをしています。

大好きな長野に移住して、夫婦としての大きな夢を実現させました。

「夢を実現させる」と書けば、幸せな状態を思い浮かべるかもしれません。

しかし、当時の私は過去にないほどの不安に押しつぶされそうになっていて、朝、目が覚めると同時に、重たい感情がドーッと溢れてくるような毎日でした。

この不安な感情を主人も抱いているだろうと感じていた私ですが、予想とは違って、彼は真逆の「幸せ」「やる気」に満ちていたのです。

その時に単純に疑問が湧きました。あれ?この感情を味わっているのは「私」だけ???と。

夫婦で全く同じ条件、環境にいるのに、感情が真逆で

「楽しんでいる人」vs「不安だらけの人」

すると突然目の前の出来事がただの「中立な状態」に見えてきたのです。

いわば、そこに字幕をつけているのは本人なのだと。

これがきっかけとなり、自分の当たり前の思考や言葉を丁寧に観察するようになりました。

すると脳内の「独り言」として語られているほとんどがネガティブなもの…。

これでは、「幸せな状態」には程遠いですよね。

そんな脳内で流れる言葉という「音」に着目して、出会い実践したのが「音叉」の世界。

「音叉」は楽器の調律にも使われる道具。それは、人の体にもパワフルに働きかけてくれるのです。

アロマ音叉をより効果的に得るには、音叉を体に響かせるだけではなく、自分の感情にも注目してみる。

この体と感情両面からセラピーを行う事で、どんどん「自分らしさ」を取り戻すのです。

本当に自分が求めていること、心地よいこと、嬉しいことへの自己理解がさらに深まりました。

アロマ音叉の師匠である、佐藤マイアさんは

「人生は本当の自分と出会う旅」

と教えてくれました。

自己理解を深めながら、この世界をどんな視点(感情)で眺めるか…

半年ほど経った頃、気づけばそれまでのような心配癖に変化が現れているのに気づいたのです。

続きはまた次回。

今回もお読みくださり、ありがとうございました。