ブログをご覧いただいている皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたか。

ご家族や親戚、友人など久しぶりに顔をあわせる機会も多かったのではないでしょうか。

私はもともと東京生まれ東京育ち、長野県に移住して12年が経ちました。

親から自立し、家庭を築き、他人だった夫と新しい価値観を作っていくうちに、

自分の中の今までの「当たり前」が次第に変化してきたなと感じます。

なぜならば、実家に帰省するのも年に数回だけですが、最近は実家に帰る度に、

家族に流れる昔の「当たり前」に気づくことが多くなりました。


これらはあらゆる五感に関わってきます。

思考や感情以外にも、味覚も家族の味がベースとなることもありますね。

自分の中のその「当たり前」を振り返ると、

多くの場合は育った環境や幼児期の養育者の価値観だったりすることがあります。

そしてその価値観をベースに、

人はいろんな思考をし、また自らに語りかけています。

それは1日にして何万回という多さ。

ほとんどの場合、無意識にずっと脳内で「言葉」が流れています。

そしてその習慣は人生にも影響するのだと知ったのは、

マザーテレサの言葉でした。

     
マザーテレサの名言の一つに、

『思考に気をつけなさい、それは、いつか言葉になるから。

 言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから。

 行動に気をつけなさい、それは、いつか習慣になるから。

 習慣に気をつけなさい、それは、いつか性格になるから。

 性格に気をつけなさい、それは、いつか運命になるから。』

というのがあります。

以前の私の口癖は「どうしよう」でした。

気づけば勝手に「どうしよう…」と言っている。

そこに自分に気づいた時には、ハッとしたのを覚えています。

「何に困ってるの?」と自分に問いかければ、実は「何もない」

そんな当時の私は、眉毛がハの字(笑)。

友人にも知らない人にも「何か困ってるの?」と言われた経験も何度かありました。
             

感情や思考は、そもそもコントロールできるものではなく、

勝手に湧いてくるもの。

ただ、それをそのままにしておくのではなく、

一旦「客観的」に捉えてみるというのがポイントになると思います。

自分の口癖や考えに意識を向けてみるのです。

日本では昔から言葉には不思議な力宿っていると信じられ、それを「言霊」と表現されてきました。

実際に自分が日々使っているネガテイブな独り言や自分をジャッジする言葉を言い変えてみたのです。

1年程すると、自分の思考癖が次第に変化してきました。


言葉が音の波となって、思考や体へ影響することを実感した私は、

ここで「アロマ音叉セラピー」という療法に出会いました。

それにより、さらに脳内に流れる「雑音」がクリアされていく体感がありました。

純音を奏でる音叉に加え、ダイレクトに脳に働きかける精油の香り、

そしてカウンセリングによって自己と向き合う時間をたくさん持ってたことで、

自分を知るきっかけをたくさん得ました。

それによって迷いが減り、何にでも心配する癖がなくなっていったのです。

自分の本当の気持ちや価値観がより自覚できるようになったことは、

私がセラピストを目指すきっかけともなりました。


続きは次回2月9日のブログにて。

益々寒さが厳しくなる季節です。

どうぞ皆さま、暖かくしてお過ごしください。