皆様いかがお過ごしですか?

古川仁美です。(毎月22日に登場しています。)

新宿区高田馬場のプライベート サロンで

アロマ音叉®︎セラピーを提供しています。

プロのフルート奏者でもあります。

アロマ音叉®︎セラピーで、Body Mind Spirit を癒すことで起きる

氣づきや統合で自分自身に起きる変化、フルートの音色の違いを

心から楽しんでいます。

********

 今年は、本当にいろんな場面で何回も「ふぅ~~~~~」と

安堵のため息を、連発しています。

 

とても体が弱かった母は、兄の出産後、

二人目は命に関わるからダメだと止められていたこと。

でも、私が宿った時、母は「絶対に産むって決めていたのよ。」と、

優しい笑顔で話してくれたことがあります。

話してくれたのは、もう20年は前になるかもしれません。

その時も、感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

そして、自分と向かい合い、自分の本音:リアルサウンドを探し続け、

音と香りにやさしく癒されながら、内観することで、

ようやくようやく、インナーチャイルドと取り組めるようになって、

父との課題が解放されたのが、今年の春。

 

そして、大きなトラウマが手放せたことで、

アロマ音叉を学んで3年目になる2023年も、だいぶ終盤になって、

ようやく同時に芽生えていた

自分自身の思い込みに気がつくことができました。

 

自分という存在は、母を傷つける。

私が育つほどに、母は危険になる。

わたしなんて

どんなに優しくされたって、そもそも存在してはいけない!

 

そんな徹底的な自己否定が、芽生えていました。

わたしの存在そのものが “よろしくない” のだから、

どんなに頑張っても、マイナスをほんの少し減らすことくらいしかできない。

結局、“母を危険に晒して生まれちゃったわたし” の優しさなんて、

決定的に何かが足りないに違いない。

わたしは、優しさを受け取るのに値しない。

 

こんな強烈な思い込み:ビリーフに支配され、

悲壮な思いで努力し続けることは、課せられた贖罪のようでした。

「少しでも、これで許して!」

「こんなんじゃ、ダメだよね。不十分だよね…」

「ごめんなさい。これで精一杯、だけど、、ちょっとだけ勘弁して!」

「満足なんて、してはいけない。」

 

そんな思考回路でヘトヘトになりながらも、

一方で、音楽とフルートに出会ったことが、

大きな救いと癒し、そして大きな喜びになっていました。

 

努力が楽しい山羊座に生まれていたのが、助けになっていたのかな?

 

それにしても、ずいぶん健気に生きて来たなぁ。

なんて、改めて感慨ひとしお。

 

あらためて、母は元気に長生きしたし。

もちろん喧嘩とかしたことはあるけれど、

友達のように仲の良い母娘だったし。

母は長く患うこともなく、

最後の息を引き取る時も、しっかり寄り添うことができたわたし。

 

「あ、わたし、大丈夫だったじゃない! 母を傷つけたりしなかったじゃない!」

って、ようやく氣がつくことができました。

 

自分自身の存在が、深い深い深層心理で認められなくて、

否定しまくって来たけど、

心配するほど、ひどいことしてなかったんだね。

と、インナーチャイルドを抱きしめることができたら、

もう、電車の中で、涙が滲みまくる。

という、ちょっと恥ずかしい状態。

でも、あまりの安堵感に、涙が止まらない。

 

その日は、合唱で参加しているヘンデルの『メサイア』の本番。

 

自分がやることは、精一杯にやっているなら、それは精一杯。

そんな、当たり前のことを、ようやく受け入れられました。

 

それからは、「わたし自身は、優しくしてもらってもいいよね。」

って思えるようになってきて、

そうすると、

受け取れる『優しさ』が、より繊細で、愛情に溢れていることを

感じ取れるようになって来ました。

 

今まで、いただいた優しさを、ご辞退しまくって

ちゃんと受け取れていなかったんだなぁ。

と、『優しさ』が嬉しくて、ありがたくてしょうがない。

やたらと涙もろくなってしまいました。

 

そして、自分が優しくしたい時、いつも“絶対に不十分に違いない”と

自分を否定しながら、不安だったことにも、氣がつきました。

 

優しく何かをする時、ただシンプルに『優しくありたい』と思えるようになったら、

何かが大きく変わったように感じます。

 

『優しさ』を、受け止めるときも、お渡ししたいときも、自分をまるっと受け入れたら、

 ⇩

『安心』という感覚が、深いところで少しわかったような感じがしていて、

 ⇩

安心していると、より『情熱や喜び』を発揮することができる。

 

最近のキーワードだった、『優しさ』『安心』『情熱』が、

自分の中で、リンクし始めました。

 

自分の『リアルサウンド』を模索し、『Who am I?』 を探求することは、

大きな大きな『安らぎと喜び』の発見につながっていきますね。

アロマ音叉セラピーを通して、優しく優しくアプローチできることを

あらためて、とても幸せに思います。

 

そして、ご縁があれば、

あなた自身の『リアルサウンド』と『Who am I?』を

探すお手伝いができたらと、願っております。