栃木県初のアロマ音叉®セラピスト アリーです。
那須高原でsalon ally(那須高原リフレクソロジーサロンally)を営んでおります。
人との違いを気にしたり、コンプレックスがあったりして悩んだことはありませんか?
好きになれない自分のかけらをバレないように必死に隠して見せかけの自分を演じたことはありませんか?
私はお手入れが好きで、レザーを磨いてツヤ出ししたり、使い込んだ物に磨きをかけたりして新たな命を吹き込んでいます。
レザーのキズやシミやシワは刻めば刻むほど持ち主のオリジナルがでて、愛すべきキズとして愛着が沸きます。
レザー視点でいえば、キズは個性。シワは魅力。
キズはそのままにしておくと開いて悪化するからお手入れして自分の個性にする。
ありのままの自分を受け入れて磨きをかける「魂のお手入れをする場所」そんなコンセプトでサロンを営んでいます。
そんな私ですが、自分自身にもずっと抱えている問題がありました。
それは不定期におとずれるモヤモヤした感情です。
今までの人生で何度も繰り返してきた、自分にとってはおなじみの感情です。
そのモヤモヤの原因が、私を苦しめてきました。
今日はそのエピソードについてお話させていただこうと思います。
私におとずれる不定期なモヤモヤ感は今に始まったことではありません。
頭を抱えて「うわーっ!!」と言い出したい気持ちを我慢して、ずっとその気持ちを抑えて生きてきました。
言語化が難しいのですが、私は女性である事を放棄したくなる、という感情が不意に出て爆発しそうになります。
その感情に気づくタイミングはファッションです。
普段着ている服がどれもピンと来ない、何回コーディネートしなおしてもしっくりこない。
自分で理由はわかっています。
私は女性らしい格好をすることに嫌気がさす、という経験を何度も何度も、本当に何度も経験してきました。
そして今、またその感情が沸きあがってきているのです。
今までその感情にどう対処してきたかというと、「押し殺す」でした。
何故なら、父は私を女性らしく育てようと必死だったし、男の子の格好をしたいと考えることは変なのだと思っていたからでした。
人と違う。
それを知られることは恐怖でした。
私は自分が女性であることを一切疑うことなく生きてきました。
ですが40代後半で自分が性別に関して問題を抱えている事に初めて気づきました。
私は不定性のXジェンダーです。
Xジェンダーは「性自認が男性にも女性にも当てはまらない」というセクシャリティーをあらわし、両性や無性、中性といった違いがあるのですが、私は不定性のXジェンダーです。
自分の中で性自認が流動的で、女性になったり男性になったり、中性になったり両性になったりします。
私においてはベースが男性で、不定期に女性が現れます。
日頃から「女性らしくしなければならない」という強迫観念があるせいか無意識にいろいろな感情に蓋をして女性らしくふるまっています。
アロマ音叉®セラピーを始める前は、自分が感情に蓋をしてきたことにさえ気づきませんでした。
ですが、音叉を学び10プロトコルを体験し、同期や先輩と交換セッションを重ねていくうちに本当の自分の感情に敏感になってきました。
先日、ついにモヤモヤが爆発してクローゼットにあるアイテムの中からいちばんメンズ感の出せる格好に着替え外出してみました。
普段の私を知る人からは「どうしちゃったの?」と言われましたが、そんなことはもうどうでもよくなりました。
その日好きな格好でひと目を気にせず堂々と外出できたことが、なんともいえない解放感と爽快感で、なんで今までこうしてこなかったのだろう、何を我慢してきたのだろうと心の底から思いました。
その時に、気が付きました。
私は今までどれほど自分に我慢をさせていたのか、という事を。
人と違うから、という理由で本当の自分を殺すのは自分を生きていません。
身をもって自分がそれを経験しているからこそ、サロンのコンセプトを
ありのままの自分を受け入れて磨きをかける「魂のお手入れをする場所」
にしています。
いろいろな感情を開放してきたと思ってきた自分ですが、まだまだ眠っている感情があったという事を今回のモヤモヤ体験で実感しました。
アロマ音叉®セラピーは、赤ワインの底に沈んでいるオリを浮上させるように、無意識下にある自分の感情を浮上させてくれる施術です。
本当の自分に気づき、まわりの目を気にせず本当の自分で生きることは素晴らしいことです。
これを読んでくださっている方の中で、人と違うからという理由で本当の自分を抑え込んでいる人がいたら、ぜひ本当の自分を開放して欲しいと思います。
場合によってはそれは勇気がいることかもしれません。
そんな時に頼りになるのが「アロマ音叉®セラピー」です。
私と同じように、人には言えない感情を抱えている方、自分の事が好きになれない方はぜひサロンにお越しいただいて少しずつでも自分の本音を語って、本当の自分をすくい上げて欲しいと願います。
こんな私だからこそ、サポートができると思っています。
あなたがキズだと思い込んでいるものは、本当はあなたの魅力かもしれません。
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