那須高原でアロマ音叉®︎セラピストをしているアリーです。
気づきというのは本当にちょうどいいタイミングでやってくるから不思議です。最近私に起こった気づきをシェアいたしますのでぜひ聞いてください。

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Don’t think feel 「考えるな、感じろ」

私はこれをいつも大切にしています。ブルースリーの名言です。

感覚で生きる事を意識しているにもかかわらず、私の脳は働き者で気がつけば思考ばかりを使っています。

アロマ音叉®︎セラピーを学び始めた頃は、頭頂の百会に音叉をあてても響きが悪く、振動はあっ という間にシュンっと消えていく始末でした。

変化が起きたのはアロマ音叉®︎セラピーの実技講習、女性ホルモンバージョンを学んだ後でした。 いつものように家で音叉をあてていると、今まで響きの悪かった百会が響くようになっていました。
その変化に驚きました。
同じ体とは思えないくらい響きがよくなっていました。
クラシック、脳、腸、肺、心臓血流、肝臓、代謝、骨関節、そして女性ホルモンバージョン、ラストが男性ホルモンバージョンです。
今まで学びながら体験してきて、感情を語り、自分の本音に気づいて起きた変化でした。アロマ音叉®︎セラピーは本当に凄い。
そう思いました。

それでも最近、やはりまだまだ思考を使っていると感じる事が多く、もっと感覚を研ぎ澄ませたい、と悶々としていました。

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月イチで同期のセラピストと交換セッションをしているのですが、その交換セッションで思考を使う癖がどこから来ているのか、気づくことができました。

子供の頃、捨て犬を拾って来ました。
何故拾ったのかというと、さびしそうで可哀想だったからでした。
撫でてみるとあたたかくて、最初はビクビクして撫でられていましたが段々なついてくる感じがわかって可愛くなりました。
なんとかしたいと思って、拾って来ました。

その後、私は家で父に怒られることになります。父から言われた事は。
可哀想だからといって安易に拾ってきてはいけない。
最後までめんどうをみる覚悟がない限り、手を差し伸べてはいけない。という事でした。

犬からしたら、優しくしてくれると思って心を開いたのに、結局は捨てられる。このぬか喜び感 をわんちゃんに味あわせるのは、もっと残酷だというのでした。

幼かった私はあの時とても反省して、以来捨て犬や捨て猫を見かけても遠巻きにしてきました。

交換セッションの後、帰りの道でふいにそのエピソードを思い出して涙が止まらなくなりました。

感情よりも思考を使う癖が強いのは、あの時のエピソードが衝撃的だったからだと気づいたのでした。

小さかった私は、自分が可哀想だと思ったから何も考えずにわんちゃんを可愛がりました。それを父に否定されるなどとは思いもよりませんでした。
あの衝撃的なエピソードから、私は感情に突っ走るのではなく、思考を使う事が癖になったのかもしれません。

その事に気づけただけで、なんだかとてもすっきりしました。もちろん、父が悪かったわけでもありません。

私はあの時の小さな自分を抱きしめていました。

こんなふうに、アロマ音叉®︎セラピーは思いもよらない角度から気づきを与えてくれます。 しかも、ちゃんと自分が受け取れるタイミングでやってきます。

感情表現して自分らしく生きていると思っていたのに、私は今まで無意識に自分の感情を殺してきました。

それに気付かされるたびに、自分らしさを取り戻していきます。

この感覚をアロマ音叉®︎セラピーのセッションで多くの方に味わっていただきたいと心から思っています。