こんにちは。みなさまお変わりなくお過ごしですか?

最近はここ長野でも、春の訪れを感じられるような暖かさで随分と過ごしやすくなってきました。

2月9日のブログ内で、普段どんな言葉(脳内の独り言も含めて)を発しているかによって、

現実の捉え方が変わる。というお話をさせていただきました。

そのことがきっかけで、アロマ音叉を学び始めた私ですが、

スタートした頃、授業の中で

「一年後どうなっていたいか?」

という問いに対し、

「得意が見つかっている私」と話していました。

この言葉の背景から「自信のなさ」がよく見えてきますね。

自信がないとは、「自分情報」が欠けている状態です。

幼い頃から、「超心配性」と思い込んでいた私。

次女ということもあり、常に誰かの後ろに立っているのがちょうどいい。

安心するし、目立たなくて済むならそうしたい。そんな引っ込み思案な性格でもありました。

今では、接客が私のメインのお仕事ですが、学生の頃、初めてアルバイトした時は、

「人と話さなくてもいい仕事」を条件に選んでいた程です。

「人と関わる」「お話しする」なんて怖すぎる。

そんな思い込みもあったのですね。

でもそれは、かりそめの自己イメージ。

なんだか「怖い、嫌だ」と反応するということは、

そこに「好きなこと、得意なこと」が隠れている場合が多くあります。

知らないことに対して、人は「怖れ」を抱くもの。それは生存する上で必要な自己防衛です。

多くの体験を通して、「あれ?思っていたより簡単」と思ったことはありませんか?

まさに案ずるより産むが易し。

師匠の佐藤マイアさんはいつもこの例えを、

「清水の舞台から飛び降りるつもりで、降りたら5センチだった!」というお話をしてくれます。

「自分情報=自分を掘り下げる」とは、この「怖い」から発生した複雑に絡み合った感情を、

丁寧に紐解くイメージ。でも「怖い」から、なかなか一人では進めない。

そこでセラピストの存在意義があります。

セラピストとの一対一の対話によって、クライアントさん自身の自己理解が進み、

「私」という人間のアウトラインがだんだんと見えてくる。

「自然体の自分」へと気づくほどに、心も体も緩んできます。実際それは体に現象として現れます。

しかし、それはセラピストにやってもらうのではなく、クライアントさん自身が、主体性を持って変化するところが素晴らしいところ。

私は、毎月学びながら施述とカウンセリングを続けた結果、一年後の自分には、しっかりとした得意なことが見えてきました。

「自分情報」が集まれば集まるほど、それは頼もしい杖となって、自由な人生が歩めると思っています。

次回は、私が人生の理念にしている「自由」について、お話ししたいと思います。

では、素敵な春をお迎えくださいね。